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プレゼント Apr,18 Tue
人に贈り物をする場合、選ぶ過程も確かに楽しい。
相手の事を思いながらあれこれ考えるその時間はとても幸せで。
(想い人ならなお一層。)
思い入れが強過ぎて、時には独りよがりになる事も・・・。

元々買い物好きな女性は別として、男性から女性という場合、
やはり「リクエストに応えて」になってしまうかな。

ヘソクリやバイトの稼ぎはブランドのバッグやアクセサリーとなり、
彼女又は奥様の「ありがとう」の笑顔と引き換えに消えてゆく。

しかし元々、女性の方が小金は持っているし、実際欲しい物を自由に買うのも女性。
独身者であれば、デート代にしても男性の方が多く払うだろうし、
既婚者ならサラリーは総て奥様に・・・。

そう、女性に気を遣う必要無し!!
いやいや、本当はそんな事を言いたいのではなく、
「そんなに気張らなくても」という話です。

今は女性が欲しい物を自分の稼ぎで手に入れる時代。
自分へのご褒美に旅行だのエステだの・・・。

自分でエルメスのバーキンやカルティエの時計を買える人でも、
唯一買えない物が有るとしたら花の贈り物。

自分用に美しくラッピングされた花束やアレンジを買う人は滅多に居ない。

手渡しでもいいけれど、
届けられた瞬間に「誰かしら・・・?」と
メッセージカードを見る時のトキメキはたまらない。

「誕生日には夫がバラの花束をプレゼントしてくれる」と話す知り合いの女性は、
毎年自慢げに繰り返す。

そして我が家では義母の誕生日に一輪の赤いバラが届けられる。
以前にコタツ布団を買った布団屋のご主人から。
粗品のタオルより義母を幸せな気分にしているのは間違いない。

花を贈られ自慢をする女性は結構居る。
けれど聞く方もそれほどイヤではない。
花を買う時の男性の恥ずかしそうな姿を想像するからかな。

そういう私は「年の数だけバラの花をプレゼントされてみたい」と、
若い頃に言った事がある。(もちろん冗談で。)

驚いた事にその年の誕生日に二人の男性から「年の数のバラ」が届いた。
ただしその年の誕生日は、ひとりで過ごすか女友達と過ごすだろうと知っていた友人から。
メッセージカードには無論、愛の言葉などない。

唯一の花自慢だけど、「年の数のバラの花束」を贈ってくれた人が居た事は、
20年近く経った今でも幸せな気分にしてくれる。

少ない予算でも確実に女性を幸せにするのは、花の贈り物だと私は思うのですが。